基本的なビールの種類

クラフトビールにチャレンジするのは、ワインを学ぶのとまったく同じです。ビールの種類は幅広く、スタイルによってはその種類が多いものもあれば、限定的なものもあります。ここではそれぞれのスタイルとその違いを説明し、おススメの醸造所をご紹介します。

ピルスナー/ラガー/ゴールデンエール:金色をした最も喉越しが軽いビール。味わいは薄いが、「純粋な」ビールとして知られている。クラフトビールの第一歩には最適なビールで、多くの醸造所では販売量のほとんどをラガービールが占めている。

ヘーフェヴァイツェン/ウィートエール:ドイツを発祥の地とし現在では世界中の醸造所で改良されている。白ビールまたは小麦ビールには特徴的な味わいを生み出すために麦芽化していない生の小麦とバナナのような味と香りを生み出す酵母を使用する。色は意図的に少し不透明にしている。

ペールエール:ビールの種類を学ぶ際に欠くことができない主力のスタンダードビール。苦味があるものもあれば甘みを感じられるものもあり、他の種類に比べて軽い口当たりだが、味わいは一番幅広い。

インディアンペールエール:最も苦味が強いビール。軽い喉越しを求める人には向いていない。他のビールよりも大量のホップを使用して作られるため、強い苦味に加えて花の香りがする。

サワーエール/ファームハウスエール:天然酵母を使用するため、独特の味わいがある。名前からわかるように、酸味が強い。酸味の幅は軽いものから強いものまであり、このビールをビールと認めているのは生粋のビール好きだけ。

フルーツビール:ビールにフルーツを加えたビールはすべてフルーツビールと呼ばれている。甘いジュースのような味のものからビールのアクセントとしてほのかにフルーツの味がするものまで幅広い。ベースとなるビールに特に決まりはないが、ゴールデンエールが最も使われている。

アルトビール/アンバービール:ペールビールより甘く、あまり苦くない。色は濃く、琥珀色のため、アンバー(琥珀色)ビールという名前がついた。使用される麦芽によりビールにほのかにキャラメルの味わいが生まれる。

ブラウンエール:かすかにナッツの風味がある。濃い栗色とナッツの風味からアンバービールの「いとこ」と考えられている。非常に似ているため、アンバーエールとブラウンエールを取り違えている醸造所が多い。

ポーター:色は濃い茶または黒でビターチョコレート風味。スタウトよりも軽いがロブストポーターはかなり濃く重い口当たり。ポーターとスタウトについてはその風味と見た目について多くの論争が起きている。醸造所はポーターとスタウトを同じように表示しているため区別するのは難しい。

スタウト:ローストしたコーヒーの風味のあるブラックエール。ギネスのように濃く重い口当たりだが、ギネスほどではない。

スパイスエール/クリスマスエール:特徴的なクリスマス・スパイスの風味があり、アルコール度数が高い。ナツメグやシナモンなど典型的なウインタースパイスを加えるものが多い。なかにはスパイスをブレンドしているものもある。寒い冬の日にスパイスが体を温めるため、ウィンターエールとも呼ばれることもある。

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